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桶川飛行学校平和祈念館

  • 山中敏正
  • 2020年6月18日
  • 読了時間: 1分

 本日は、今夏(8月4日)開館予定、桶川飛行学校平和祈念館の内覧式に伺いました。

こちらは、旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場として、昭和10年(1935)に開校した旧熊谷陸軍飛行学校(現在の航空自衛隊熊谷基地)の分校として、昭和12年(1937)6月に桶川市大字川田谷の地に設置された陸軍少年飛行兵の実技教育施設であった。

この分教場には少年飛行兵の他、学徒出陣の特別操縦見習士官など、延べ1,500人を超える入隊者がいたが、戦争末期には特別攻撃隊(特攻隊)訓練基地となり、終戦前の昭和20年(1945)4月には、特攻隊員12名を鹿児島県の知覧へ送り出している。

 終戦を迎え、桶川飛行学校は大陸からの引き揚げ者や生活困窮者のための市営の引き揚げ寮『若宮寮』として使用された。

昭和31年(1956)頃は、64世帯300名程度の人々が暮らしていたが、平成19年(2007)に最後の居住者が退去すると、『若宮寮』は廃止されました。

 今年戦後75年目を迎え、戦争の恐ろしさや戦争によってもたされる悲惨さを次の世代に伝えていかなければなりません。

この、『桶川飛行学校平和祈念館』から多くの方に、平和を考えて頂く場所としてまた、次代を担う子どもたちに平和学習の拠点として活用してもらう事で、恒久平和が続く事を願います。





 
 
 

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